オークリー エックスメタルの歴史

 

 

 

 

 

 

X-METALとは、オークリーが独自に開発した金属フレームの素材、チタン合金でできています。

 

地球上に存在する唯一の鋳造チタンフレームで、非常に強靭な強度を持ち、

かつ軽量という特別なサングラスフレームです。

 

 

OAKLEYがリリースしたエックスメタルには以下↓のモデルがあり、

そのモデルそれぞれに

X-METAL(エックスメタル)

PLASMA(プラズマ)

CARBON(カーボン)

POLISHED(ポリッシュド)

などのフレームカラー(種類)があります。

 

 

フレームカラーは違っても、素材はすべてチタン合金です。 

モデルが同じであればパーツはすべて共通性があり、取り付け可能です。

 


 

 

 

X-METALの発売された順番(年) 

 

1997年 ROMEO1(ロメオ1)


1998年 MARS(マーズ)


1999年 JULIET(ジュリエット)


1999年 X-METAL XX(ダブルエックス)


2001年 PENNY(ペニー)


2004年 ROMEO2(ロメオ2)


2008年 HALF-X(ハーフエックス)


2009年 X-SQUARED(エックススクエアード)

 

 

 

 

 

 

上記すべてのモデルは現在販売終了しており、

 

スペアのパーツ類も純正品を手に入れるのは困難な状況にあります。

 

 


 

 X-METAL 製造に関する動画(YouTubeより)

 

 


 

 

X-METAL 各モデル&フレームの種類(フレームカラー)

 

※青い字にはリンクが入っています。クリックして画像をご覧いただけます。

 


 

 

 1997年:  ロメオ/ROMEO


 

フレームのノーズ部分がエックスメタルを象徴するかのようなX(エックス)形状をしているのが特徴的なロメオ1。

 

 

 

オービタル下のフックにフレームを引っかけ、上部をネジで止めるという特殊な構造のフレームです。

そのため着脱の際にレンズにストレスがかかり、長く使用するとレンズにヒビが入ってくることがあります。


・映画「ミッションインポッシブル2」でトムクルーズが着用していたモデル。

 

マイケルジョーダンが公私ともに愛用したモデルとしても有名です。

MJモデルはイアーソックスのみ赤色のシリアルナンバー4桁の限定モデル。

ちなみにMJが所持しているものは、シリアルナンバーも彼のゼッケンナンバー同様の23である。


レンズ縦最大幅37mm 横最大幅60mm
レンズ交換ツール T6ドライバー

レンズ交換方法 https://www.linegear-jp.com/page/57

 

 

X-METAL (エックスメタル)

 

PLASMA (プラズマ)

 

TITANIUM (チタニウム)

 

 

※後にROMEO2/ロメオ2が発売されたため、

今日ではROMEO1/ロメオ1と数字の”1”をつけて呼ぶようになりましたが、

正式な名称はROMEO/ロメオです。


 

 

 

1998年: マーズ/MARS 

 

エックスメタル第2弾として登場したMARS(マーズ)。

丸いレンズ形状が特徴的な人気モデル。

 

マーズ クレーターはオービタル左右に穴の開いたフレーム。

このクレーターにレザーを縫い付けたものがマイケルジョーダンのレザーモデルになります。

 

映画「ファイトクラブ」でブラッドピットが着用。

 

LEATHER(レザー)はマイケルジョーダンモデル

 

 

レンズ縦最大幅40mm 横最大幅43mm
レンズ交換ツール Cリング

 

レンズ交換方法 https://www.linegear-jp.com/page/77

 

 

 

X-METAL (エックスメタル)

 

CRATER (クレーター)

 

LETHER (レザー)

 

 

 


 

 

 

 

1999年 :ジュリエット/JULIET


 

1999年エックスメタル第3弾として登場した超ヒットモデル「ジュリエット」。

ほとんどのモデルがストレートステム、 (ポリッシュドフレームのみハンマーステム)。


映画「ブラック・ホーク・ダウン」のフート一等軍曹(エリック・バナ)も同様のジュリエットを使用しています。

イチロージュリエット、DUCATIとのコラボなどの多種多様なフレームカラーとレンズのバリエーションが追加され、

エックスメタルの黄金時代を築いたモデル。

 

このモデルからポラライズド(偏光)レンズが組み込まれるようになりました。


レンズ縦最大幅32mm 横最大幅54mm
レンズ交換ツール T6ドライバー

レンズ交換方法 https://www.linegear-jp.com/page/58

 

ジュリエットとXXの違いについて  ←ご覧ください

 

 

 

X-METAL(エックスメタル)

 

POLISHED(ポリッシュド)

 

PLASMA(プラズマ)

 

TITANIUM(チタニウム)

 

CARBON(カーボン)

 

TiO2(ティー アイ オー2)

 

BROWN(ブラウン)

 

24K

 

 

 

ジュリエットの限定モデル

 

 

ICHIRO JULIET (イチロージュリエット) Ver1-5 プラス1


FINITO JULIET


DUCATI


CORVETTO RACING TEAM


INFINITE HERO

 

 

 

 


 

 

 

 

1999年:エックスメタル ダブルエックス/X-METAL XX

 

 

 

 

ジュリエットと同年の1999年に第4弾として登場した「エックスメタル-ダブルエックス」。

ほとんどジュリエットと同じだが、レンズの縦幅がジュリエットよりも大きい。
アームは全てハンマーステムを採用している。

TiO2、24Kなどの色違いのフレームの組み合わせのモデルが有名。

 


レンズ縦最大幅37mm 横最大幅55mm
レンズ交換ツール T6ドライバー

レンズ交換方法 https://www.linegear-jp.com/page/58

 XXとジュリエットの違いについて ←ご覧ください

 

※ダブルエックスはプラスチックフレーム(オーマター)のダブルエックスもあります。

プラスチックフレームとX-METALフレームのダブルエックスとの互換性はありませんのでご注意ください。

 

 

X-METAL(エックスメタル)

 

24K

 

TiO2

 

PLASMA(プラズマ)

 


 

 

2001年 :ペニー/PENNY 

 

 

 

 

細長いネコ目レンズが特徴的なモデル。
「X-MEN」のサイクロプス(ジェームズ・マースデンが使用したモデル。

 

 


レンズ縦最大幅29mm 横最大幅53mm
レンズ交換ツール T6ドライバー

 

レンズ交換方法 https://www.linegear-jp.com/page/58

 

 

X-METAL(エックスメタル)

 

TITANIUM(チタニウム)

 

POLISHED(ポリッシュド)

 

COPPER(コパー)

 

 


 



 

2004年:ロメオ2/ROMEO2

 

 

 

2004年にOAKLEYオークリーがリリースしたのがこのROMEO2(ロメオ2)。 

ハーフリムにより実現した軽量化で長時間の装用も快適です。

ラバーパーツの形状も一新し、テンプルのロゴがとても目立ってクールなフレームです。

 

 

イチロー選手も2005年頃はこのロメオ2 X-METAL / Slate Iridium(イチロー選手特別仕様)を使用していました。

 


レンズ縦最大幅38mm 横最大幅64mm
レンズ交換ツール 六角レンチ

 

レンズ交換方法 https://www.linegear-jp.com/page/59

 

 

X-METAL(エックスメタル)

 

POLISHED(ポリッシュド)

 

CARBON(カーボン)

 

PLASMA(プラズマ)

 

 


 

 

 

2008年:ハーフエックス/HALF-X 

 

 

 

 

エックスメタルシリーズ第7弾として発売された「ハーフエックス」。

ハーフリム、そしてスプリングヒンジでとても快適な装着感です。

 

 

おとなしめなデザインですが、一般的な日本人の輪郭にとてもフィットし、

一番使い勝手の良いモデルです。

 

 

クリア系のレンズを入れて、メガネのように日常使用するには一番しっくりくるモデルだと思います。 

 

 

※当店ではHALF-Xのパーツはレンズのみの取り扱いになります。

 

 

 

X-METAL(エックスメタル)

 

PLASMA(プラズマ)

 

POLISHED(ポリッシュド)

 

CARBON(カーボン)

 

 

 


 

 

 

 

2009年:エックススクエアード/X-SQUARED

 

 

 

 

2009年に登場したエックスメタルの最終モデルとなったX-SQUARED(エックススクエアード)

 


従来よりも短めのアームを採用することで、日本人にもフィットしやすいスタイル。

アームが短いので、イアーソックスも55mmと短めになっている。

 

ノーズブリッジもピンを刺す方式を採用せず、ねじを使用したノーズブリッジになっている。

 

 


レンズ縦最大幅35mm 横最大幅58mm
レンズ交換ツール T6ドライバー 

 

レンズ交換方法 https://www.linegear-jp.com/page/58

 

 

 

X-METAL(エックスメタル)

 

PLASMA(プラズマ)

 

CARBON(カーボン

 

 

POLISHED(ポリッシュド)

 

POLISHED CARBON(ポリッシュドカーボン)

 

 

24K

 

24K GOLD

 

 

 


 

フレームのカラーについて

 

エックスメタル:ザラザラした質感のダークグレープラズマ:艶消しシルバー(マットシルバー)
  
ポリッシュド:ピカピカの、艶のあるシルバーカーボン:艶消しブラック(マットブラック)

 

  

例えばフレームが"JULIET(ジュリエット)"であればPLAZMA(プラズマ)でも、

CARBON(カーボン)でもレンズ、ラバーパーツ、その他の部品はジュリエット用を取り付けできます。

 

その他、TiO2、コパー、ポリッシュドカーボン、初期のプラズマ、などレアなフレームカラーもありますが、

基本的に上の画像にある4フレームカラーがX-METALのフレームカラーの中ではメジャーなカラーになります。

 

CARBON(カーボン)はDLCという一種のメッキになります。

24Kも IP(イオンプレーティング)という一種のメッキになります。

あと、

プラズマの第1世代は塗装になります。

第2、第3世代は素材を磨いてマットシルバー仕上げにしています。

 

フレームカラー”は違っても、

「モデル”が一緒であれば、ラバーパーツ、レンズ、スクリュー等すべてのパーツは同じになります。」

 

 

更に詳細を確認したい方は下記、シリアルナンバー確認表にて調べることができます。

 

 ↑クリックして詳細をご覧ください。

 


 

フレームカラーについての更に詳しい情報

 

 

■ X-METAL 素材の色味 (加熱処理してダークグレーにしています)

 

■ PLASMA 素材の色味(第一世代のみペイント/塗装になります。詳しくはシリアルナンバー確認表でご確認ください) 第2、第3世代プラズマは素材を磨いてマットシルバーに仕上げています

 

※プラズマについてのブログの記事です↓

 

更に詳しく知りたい方はお読みください。 https://ameblo.jp/linegear-japan/entry-12527425543.html

 

■ POLISHED 素材の色味 (磨いて光らせています)

 

■ CARBON DLC(ダイアモンド・ライク・カーボン)一種のメッキ

 

■ POLISHED CARBON DLC (ダイアモンド・ライク・カーボン) 一種のメッキ

 

■ TiO2 素材の色味(第一世代のみオービタル部分はペイント/塗装になります。)

 

■ 24k (JULIETとX-SQUARED) IP(イオンプレーティング)一種のメッキ(JULIETとX-SQUARED)  

 

■ 24K (X-METAL XX) 塗装(ノーズ、アームのゴールド部分) オービタルは素材の色味(磨いてマットシルバーに仕上げています) 

 

■ COPPER アノダイズ

 

■ BROWN アノダイズ

 

 

 アノダイズとは? 店長ブログの記事です↓お読みください。

  ① https://ameblo.jp/linegear-japan/entry-12527426375.html

  ② https://ameblo.jp/linegear-japan/entry-12527426416.html

 

 

 IPゴールドとは?  店長ブログの記事です↓お読みください。

  https://ameblo.jp/linegear-japan/entry-12527426799.html

 ■IPゴールド加工注文ページ↓

  https://www.linegear-jp.com/product/1489

 

 


 

 

あなたのエックスメタルを復活させましょう!

 

 

ほぼすべてのエックスメタルのパーツは当店にあります。

 

レンズやラバーパーツ、ネジ等をを交換することにより、

エックスメタルフレームはいくらでも蘇ります。

 

そして半永久的に使用することができます。

 

修理やフレームのリフレッシュも承っていますで

ホームページをじっくりとご覧いただきお選びください。

 

 


 

自分のフレームがどれか、どのパーツを購入すればいいのかわからない方はお気軽にお問い合わせよりご連絡ください。

その他質問や分からないことがあればお気軽にお問い合わせください。

 

お問い合わせ

https://www.linegear-jp.com/contact

 

TEL : 029-893-3685

 受付時間:平日9:30~17:00 土日祝日休

 

 

また、ほとんどのパーツは工具さえあればご自身で交換することも可能です。

パーツの交換方法はコチラ↓ のページよりご覧ください。

 https://www.linegear-jp.com/page/56

 

 

 

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