MARS Cリングの外し方、レンズ交換方法
Youtube動画ではピンプッシャーを使ったCリングの外し方を公開しています。
ピンプッシャーを使わずに、身近な工具のみで外す方法は以下に説明していますので、ご覧ください。
MARS Cリングの交換方法です。
特別な工具等を使用せず、あくまでも身近な工具を使ってCリングを取り外す方法を紹介していきます。
使用するのは100円ショップ等で売っている時計用工具のマイナスドライバー(先の細い平な構造のものであればどれでもOK)
これをCリングの隙間に突っ込み、少しずつ、少しずつこじ開けていきます。
作業に入る前に、あらかじめテープなどで、レンズやフレームに傷がつかないようにプロテクトすることをお勧めします。
地道な作業ですが、慎重に、場合によっては、ドライバーを2本使い、一本はCリングがクルンと回らないように固定し、もう一本でグイッとCリングを開いていきます。
ある程度緩んでくると、上の画像のように、隙間にドライバーの先端を突っ込みます。そして、ドライバーのお尻を軽くハンマーなどでたたいてあげるとさらにCリングは緩みやすくなります。
ある程度緩めば、あとは手で外せます。
上はCリングが外れた状態
外す過程でCリングがパキンと割れてしまうことも少なからずあります。割れてしまった場合は新しいCリングを購入してください。
また、Cリングの再利用ですが、取付け時に締めることにより、割れてしまう場合もありますので一度外したCリングは再利用せずに新品に交換することをお勧めします。
レンズを取り付けていきます。
MARSのレンズには取付け方向が分かるようにレンズの一部がポコッともりあがっています。
その部分をフレームの溝に合わせ取り付けてください。
あとはラジオペンチ等でCリングを締めれば作業は完了です。
あまりきつく締めすぎるとレンズに歪みが生じ、頭痛や目の疲れの原因になりますので、Cリングが外れない程度で緩めの取付けをお勧めします。
以上になります。
地味な作業ですが、くれぐれもフレームを傷つけないように慎重に作業してください。