ノーズブリッジの硬さについての説明になります。
長年の使用によりノーズ部分がグラグラしてきて掛け心地が悪くなると、ノーズブリッジの修理の時期だと思います。
ノーズブリッジ内部のラバーパーツを新品に取り換えることにより、これらの症状は改善することができます。
LINEGEARでは二種類のノーズブリッジの連結パーツを販売しています。
NBFC80 硬度80(レギュラー)
NBFC90 硬度90(ハードタイプ)
しかしながら、フレームのノーズブリッジをタイトにできるかどうかは、これらのーズブリッジ内部のラバーパーツ(NBFC)の硬さがすべてではなく、フレームの形状により個体差があります。
以下に説明したいと思いますので、お読みください。
初期のX-METALのオービタルのピンが刺さる部分の形状↓
もしあなたのフレームがこの画像のように角ばった形状の突起であれば、NBFC90を使えば、間違いなくノーズブリッジはかなりガチガチになります。
後期のX-METALのオービタルのピンが刺さる部分の形状↓
(2004年以降のシリアルナンバーが無いモデル、又はそれ以降のSKUタイプのシリアルナンバーを持つモデル)
フレームの製造時期はある程度特定できます(下記リンクのシリアルナンバー確認表をご確認ください)。
http://www.linegear-jp.com/page/83
もしあなたのフレームがこのような角ばっていない、丸い形状の突起を持つフレームだった場合、例えNBFC90を使用したとしても、フレームの突起の形状の影響により、ノーズブリッジ内部に隙間が生まれ、十分なノーズブリッジの硬さを得ることは難しいです。。
つまり、連結ラバーパーツがノーズブリッジの硬さを決定する全ての要因では無いということをご理解ください。
解決策として
LINEGEARでは、これらの角ばっていない形状のフレームでも、独自の調整方法により、硬めに調整することができますので、もしご希望あればノーズブリッジチューンナップをご注文いただき、フレームをご送付ください。
http://www.linegear-jp.com/product/734