ノーズブリッジの交換の目安についての説明になります。

 

ノーズブリッジとは、もともとX-METALフレームを顔に装着するときに、フレームに少し柔軟性を持たせて顔に入りやすいようにフレームを広げて、アームが顔に滑り込みやすくするための役割をしています。

装着するたびにノーズブリッジにストレスがかかり、その柔軟性を持たせる役割を担っている内部のラバーパーツは少しづつ劣化していきます。

最終的にはぼろぼろとフレームの隙間から崩れ出てきます。内部のラバーパーツがフレームから崩れ出てしまうと、フレーム内部に隙間が生まれ、顔に装着していてもカタカタとフレームが不安定になります。

 

顔に装着している時に不安定感を感じ、フレームがガタつく感じがしてきたら、交換の時期だと思います。

 

ノーズブリッジ内部のラバーパーツは、もともと柔軟性を持たせるための機能なので、ノーズブリッジを交換したからと言って、柔軟性を失うほどガチガチになるものではありません。また、その柔軟性があるために装着時のストレスを軽減しているということも理解してください。

 

装着時に装着感が緩くて、顔から滑り落ちそうだとか、安定感が足りないと感じる場合はテンプルショックによって装着感を調整することができます。

 
※補足として書かせていただきますが、これまでの経験上、ノーズブリッジを取り付けるノーズ部分のスペースのサイズにも個体差があります。つまり、あるフレームではそのスペースが大きいため、ノーズブリッジを新品に取り換えても更になお、少し緩さが残ることがあります。また、あるフレームではノーズブリッジラバーパーツを取り付けるだけで、かなりカチッとした固定感を得られる場合もあります。
しかし、いずれにせよノーズブリッジを新品に取り換えれば、フレームを手で上下に動かしたときに多少緩く感じても、装着時にフレームがガタつくことは無くなります。
ノーズブリッジラバーパーツの大きさや硬さの問題ではなく、フレーム内部のスペースの個体差によって多少リペア後の感覚も違いますので、その点ご理解ください。
 
 
上記事項ご一読いただき、ご理解の上、リペアのご検討いただければと思います。もし判断で悩むようであればお気軽に当店までお問い合わせください。
 
よろしくお願いします。
 

 

戻る